Vリブドベルトとは
平ベルトの伝達面に複数のV形状を設けたベルトです。表面積を確保することと楔効果を持たせることで平ベルトよりも高い摩擦係数を有し、より高負荷の伝達を可能としています。
本体にはクロロプレンゴムやEPDMゴムが用いられ、心線にはポリエステルやアラミド繊維が使用されています。
耐熱性・耐屈曲性に優れ、逆曲げプーリを含む複数のプーリ駆動を1本のベルトで行うことが出来ます。
![v_ribbed_belt_1](https://blog.mitsuboshi.com/hs-fs/hubfs/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E5%BC%B7%E5%8C%96%E6%8B%85%E5%BD%93/2023.11.15%20V%E3%83%AA%E3%83%96%E3%83%89%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88/v_ribbed_belt_1.jpg?width=800&height=363&name=v_ribbed_belt_1.jpg)
Vリブドベルトの用途
自動車の発電機・ウォーターポンプ・エアコン・オイルポンプ等の補機駆動部分に多く用いられており、ベルトの張力を一定に保つためのオートテンショナを用いたレイアウトも多くみられます。
オートテンショナは通常最緩み側のベルトスパンに取り付けられ、発電機などの負荷が掛かっていない時のシステム全体の張力を低く保つことで、ベアリングロスを含む動力ロスを低く抑えることにも有効です。
![v_ribbed_belt_2](https://blog.mitsuboshi.com/hs-fs/hubfs/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E5%BC%B7%E5%8C%96%E6%8B%85%E5%BD%93/2023.11.15%20V%E3%83%AA%E3%83%96%E3%83%89%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88/v_ribbed_belt_2.jpeg?width=1000&height=666&name=v_ribbed_belt_2.jpeg)
ベルト:リブスター®ベルト
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