採用事例

三ツ星製タイミングベルト|ロボットサッカー世界の舞台へ

2022年世界大会「RoboCup」に出場した「Ri-one」様のロボットにタイミングベルトが採用されました!


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自律移動型ロボットによる国際競技会「RoboCup」の2022年大会に出場した立命館大学のプロジェクト団体「Ri-one」様のロボットに当社製タイミングベルトが採用されました!このページでは「RoboCup」の様子と使用された製品をご紹介します。

※Ri-one様とは https://www.rione.org/top

2004年に立命館大学情報理工学部にプロジェクト団体の1部門として設立されました。情報理工学部プロジェクト団体とはこの時に設立されたRi-one様,RiPPro様,RiG++様,RiST様の4部門で構成される学生団体です。のちに2016年にそれぞれが団体として部門から独立されました。その中で「RoboCupの大会においての優勝」「RoboCupの認知度を高める」「RoboCupプロジェクトへの貢献」を目標に、その開発・研究、および大会における交流を通じて情報科学の幅広い分野の発展を目的とされています。

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2022年大会はタイ・バンコクで開催され、世界各国から強豪チームが集結しました。

LINE_ALBUM_20220712_220809_55(Ri-one様提供)

会場内では各チームがロボットの最終調整を行っており、その雰囲気は普段は感じられないほどの緊張感に包まれており、身が引き締まる感覚です。皆さんの真剣な表情に思わず飲み込まれそうになります。

LINE_ALBUM_2022711_220809_4(Ri-one様提供)

RoboCupの試合はすべての動作をプログラミングで指示しており、試合が始まるとロボットをコントローラーで操作することはできないどころか、PCに触れることすらできません。「本番は事前準備が最も大事である」という言葉はどのスポーツを経験してもよく耳にしますが、RoboCupほど事前準備が大事なスポーツはないと言っても過言ではありません。

LINE_ALBUM_20220713_220809_79(Ri-one様提供)

ロボットの動作をプログラミングで管理するためには、各機体を識別しなければいけません。識別方法は非常に独特です。すべてのロボットは機体の上部に5つの色がカラーリングされています。その色の組み合わせをユニークにしており、フィールド上空のカメラがその色の組み合わせを識別することで、指示・統制をとっています。

(Ri-one様提供)

2022年大会では3得点を挙げ、大活躍を魅せたRi-oneチームでしたが、2023年パリ大会では更なる活躍を期待しましょう!

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当社製タイミングベルトはドリブル機構に使用されています。機体足元にある樹脂をモータおよびタイミングベルトを利用して回転させ、ボールをグリップ・キャッチします。グリップの精度がドリブル・パス・ゴールの精度に直結するので非常に繊細で重要な部分です。

採用されたタイミングベルトG

ISO、JIS規格に準じたタイミングベルトです。Ri-one様の機体にはもっとも小型のMXLタイプ(歯ピッチ2.032㎜)が採用されました。プーリをコンパクトにすることが可能で、ロボットの小型化に貢献しました。

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ドリブル機構部分の紹介動画(Ri-one様提供)

 

皆様の装置で駆動部分の精度等でお困りのことがございましたら、是非お気軽にお問い合わせください!

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